2014年12月22日月曜日

寺を描く理由 その2

ブログをご覧の皆さん、こんにちは、こんばんは。

描く男こと、星です。

土曜日に次回の二人展のDMを頂きまして、ベルリンのあちこちの懇意にさせて貰ってるお店に置かせて頂いています。ベルリン在住の方は是非手に取って頂きたいと思います。
詳しくは僕のweb : http://satoshihoshi2006.ebo-shi.com から。


左が僕の作品です。
展覧会名は、発見された二人みたいな意味です。

ベルリンはもうクリスマス休暇に入ってる人が多いと思われます。
知り合いも今日から南の島へ行ってるらしいです。

日本は、クリスマスといえば、賑わった感じだと思いますが、こちらはクリスマス自体は家族と過ごすので街中は静かです。年越しは花火とパーティーとでカオスですが。

さて、寺を描く理由その1と前に書いたので、今回はその2とします。

その前に、また支援してくれる方がポチッとしてくれました!ありがとうございます!
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寺を描く理由
今考えているのが、視点です。
漠然としたままスタートしますが、日本では、部屋から家へそして増築へという広がり方で、ヨーロッパだと建物から内部へそしてリノベーションへという内側へと向かうらしいのです。古来の建物に関してですが。
子供にデッサンを週に一回教えています。2人だけですが、女の子、男の子でどちらも日本人です。姿勢は女の子は背筋を伸ばし、男の子は猫背になりがちです。
姿勢はどうでもいいわけではなく、はやり、見えてくる世界に違いがあります。
背筋を伸ばすと視点がブレません。目線のみ対象物と紙の間を移動するので、基本的に視点はブレないのです。反対に顔ごと移動させると、対象物と紙のどちらかしか見ることが出来ず、絶えず視点の修正を余儀なくされます。

だんだん話がズレてきてますが。笑

つまり何が言いたいのかというと、仏教建築は日本においてヨーロッパ系の建物であるって事を言いたいわけです。事実誤認はあると思いますが、様式美は左右対称であったり、宗教観に根ざした考え方を反映している為だからです。

そんな寺を描く理由は、様式美といった既にある美の追求ではない、新たな視点の導入にあります。古来よりある寺を現代的にスケッチしていく。具体的なことは書けませんが意識しているのは上記のことです。それを繰り返す中での時空を超えたシンクロが生まれたりしたら、至極の瞬間なのではないかと僕は思ってたりします。

それではまた


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