2014年11月18日火曜日

同行三人について

同行三人(どうぎょうさんにん)
八十八寺の絵を描く男、それを撮り続ける男


 本プロジェクトは、星 智(ほし さとし/ドイツ在住/画家/東京藝術大学院修了)と 太湯雅晴(ふとゆ まさはる/日本在住/映像/東京藝術大学卒)によって計画されている。



 
大学同期の二人が、ベルリンで再会し、このプロジェクトは始まった。

 「人にはそれぞれ成すべき事がある。健康な体を与えられ、尚かつ絵描きの俺だからこそ出来る事。それが俺の成すべき事なんだ!」
 この信念のもと、星は3.11の震災で亡くなった方々を追悼するプロジェクトを継続的に行っている。

 第1回目は2012年3月に、“起きてしまった事柄はもう元には戻らない、ならばどうするか”の発想のもと、「Re: 3.11.」というタイトルで、Gallery DEN(ベルリン)においてライブペインティング、パフォーマンス、絵画、写真等よる展示を行った。
続いて第2回目の2013年3月13日、在ドイツ日本大使館において、「Requiem」をタイトルに一日限りのイベントを行った。
               「Requiem」の様子






 太湯は今年、福島第一原発をモチーフにした映像作品を発表した。その中で「原子力 明るい未来の エネルギー」という標語を作ったO氏を取材している。
詳細は太湯のホームページから http://futoyu.com




プロジェクト概要


 本プロジェクトでは、四国八十八ヶ所の霊場を徒歩で巡礼し、そのすべての寺を星が絵に描いていく。太湯は星に同行し、その行動を記録する。巡礼の様子は星がブログにて毎日報告する。

 太湯が星に同行する理由として、ひとつは星の行動に偽りがないことの証明のため、またもうひとつは巡礼と芸術の関係に対する太湯の個人的な興味からである。星の巡礼を通じ、映像の枠に収まりきらない”何か”の記録を試みようと太湯は考えている。

 つまり本プロジェクトは、四国八十八ヶ所を遍路しつつ各寺を絵に描くという星のプロジェクトを、巡礼と芸術をテーマに太湯が映像作品として制作するという、ふたつのプロジェクトを同時に進行させる構造となっている。

 今回のCAMPFIREでの支援募集では上記までの活動を予定している。

今後の予定


 今後の予定として、2ヶ月の巡礼後、星の原画とブログをデジタル画集としてまとめ、太湯の記録した映像作品のDVDも制作する。また、2015年に星の在住するベルリンにて展覧会がすでに決定しており、そこで原画展を開催する。日本での展覧会も検討中。


 プロジェクトの最終目標は、星の原画をもとに油絵を制作し、その展覧会開催の後に各寺にその油絵を奉納することである。本プロジェクトは2020年完了を目標としている。


最後に

 ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。
何としても成功させたいと考え日々努力しておりますが、皆様のご助力なくしてこのプロジェクトの完遂は不可能です。

 何卒ご支援よろしくお願い申し上げます。

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